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執筆者の写真Takahiro Koike

映画『PERFECT DAYS』の素晴らしさ!


映画『PERFECT DAYS』を観ました。あまりのよさにエンドロールで、じわぁっとうれし涙がこみあげました。こんなことは初めて。なぜなら好きな世界だらけなのです。カセットテープ、古本、ラジカセ、銭湯、スカイツリー、自転車、居酒屋、公園、トイレ、川、フィルム、光と影などなど。演じる俳優さんもみんな好きな人。もちろん監督も。



カーステレオから流れる音楽は、ぼくが愛してやまないミュージシャンの曲ばかりです。ルー・リード、ヴァン・モリソン、パティ・スミス、金延幸子、ローリング・ストーンズ、オーティス・レディング、キンクスにアニマルズ、ニーナ・シモン!! (劇中に登場するカセットはさすがに持っていませんが、かなり近いカセットや音源はいくつかありました)余韻でカセットテープ愛が再燃してます。→ 詳しくはこちら



映画の感動を持続させるため、充実のパンフレットに掲載されていた渋谷区のトイレにさっそくGO!


恵比寿東公園にあるイカトイレは、冒頭シーンと姪のニコちゃんのシーンに登場していました。中はとってもきれいで本当にピカピカ。今にも平山さんが軽トラでやって来そうな雰囲気で、「トイレ清掃中」の黄色いサインボードがないかなぁ…とドキドキ。公共のトイレでこんなにワクワクするとは夢にも思いませんでした。


ココは恵比寿の「タコ公園」として知られ、よく雑誌やCM撮影に使われる場所で、20代の頃に勤めていた会社が近くにありました(徒歩30秒)。ある日お昼の弁当を買いに出かけたら、撮影中の香取慎吾さんを見かけたことも。通りやビルが当時とほぼ変わっていないため、簡単にタイムスリップができちゃいます。



すぐにでもトイレ掃除がしたくなり、毎朝空を見上げて微笑んでしまう素晴らしい映画でした。ぼくもさっそくトイレをピカピカにしました。



合わせてこちらの動画を見ると、16カ所すべてのトイレに行きたくなるはず。



そして『Feeling Good』を聴きながら首都高速を走れば、まさにパーフェクトな1日が過ごせます。

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