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執筆者の写真Takahiro Koike

オーダーイラスト[Always with you]

更新日:2020年5月25日


旦那さまの50歳の誕生日のお祝いに、イラストをプレゼントしたいというオーダーでした。

非常勤講師として英語と韓国語を教えながら、大学院にも通っている語学堪能な奥さま。


「夫と知り合って7年、結婚して5年、あっという間でした。とくに娘が生まれてからは、生活が一変しました。毎日がめまぐるしく、お互いにやりたいことや夢もあるので、これからもどんどん生活は変わっていくと思います。もうすでに2人だけの時間は、何をしていたのか思い出せないくらいです(笑)」


確かに僕らもそうでした…。






大学教員でアメリカ文学の研究をしている旦那さんは、サリンジャーの『ナイン・ストーリーズ』がお気に入り。週末に公園や植物園に出かけ、カフェで寛ぐのが3人の楽しみなのだそう。


僕も大学でアメリカ文学を専攻していました。



ソファーには娘さんのFirst Toyのぬいぐるみ。テーブルの上には甘いもの好きなお2人が選んだ、プリン・ア・ラ・モードと山盛りドーナツを愛用のマグカップで。



よく飲んでよく寝てくれるという、8か月の穏やかな娘さんは絵本『からすのパンやさん』が大好き。お気に入りのパンを選んでいる瞬間を描きました。


3人にふさわしい言葉は、"Always with you"。英語をお仕事にされているご夫婦ならばと、あえてお2人に言葉を選んでいただきました。とってもシンプルで素敵だと思います。


後日奥さまから、うれしいメールをいただきました。


「小池さんのイラストがわが家に来て3週間が過ぎました。

今ではこのイラストのないリビングは考えられないほど、イラストが生活の中心になっています。

小池さんのイラストが好きでずっと欲しかったので、思い切って夫の誕生日にオーダーしました。ちょうど娘が生まれたこともあり、よい記念になると思ったからです。オーダーするにあたり、何度もやりとりしていただき、私たち家族のことをインタビューしてくださりありがとうございました。お話しているうちに私自身が家族で大切にしたいもの、家族が好きなものなどを改めて知ることができました。

オーダーしたときは1月下旬で、その頃はまさか数ヶ月後にこのようなご時世になるとは思ってもいませんでした。けれど、ソファに3人が座って大好きなものに囲まれているこの絵を見ていると、家族みんなが家に一緒にいるだけで幸せだなぁ…と改めて感じます。これからも身近な幸せを忘れず、慌ただしく過ぎていく日々を大切に過ごしたいと思います」

こちらこそ、ありがとうございました!



ぼくと同い年の旦那さまからも、うれしいお返事が。


「とても素敵な絵を描いていただき、ありがとうございました。家族3人の特徴が内面まで巧みに表現されている印象を受けました。妻からプレゼントされた時、絵の素晴らしさに思わず目頭が熱くなりました。本当にありがとうございました。家族の宝にさせていただきます」



離れていても互いが心を開き、届けたいという気持ちがあれば、

メールや写真だけでもコミュニケーションはちゃんと取れるんだと実感しました。

絵をほんの少しでも眺められる時間と余裕を持つことで、

誰もが健やかな一日を送れるのだと僕は思います。


このたびはイラストのオーダーをいただき、本当にありがとうございました!

これからもいろいろな人に喜んでいただける絵を描いていきたいと思っています。

*「絵を部屋に飾ったときのイメージがわく画像を加えてほしい」とのご要望をいただきましたので、

各イラスト商品ページに画像を追加しました! お買い物のご参考になれば幸いです。











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