インタビュー連載「思い出の味」で、マーケティングアナリストの原田曜平さんを取材しました。「さとり世代」「マイルドヤンキー」などで知られる、若者研究の第一人者です。ソフトで的確なコメントと見た目のギャップが好きで、一度お会いしたいと思っていました。
原田さんの著書によれば、ぼくはバブル世代（1966年～1970年生まれ）と団塊ジュニア世代（1971年～1982年生まれ）のちょうど狭間。とにかく人数が多いために、受験や就職はいつだってタイヘンでした…。
東京生まれの原田さんはぼくと同じひとりっ子で、母がそれほど料理が好きじゃなかったんだ…と大人になって初めて気づいたのも、ぼくと同じ（笑）。大いに盛り上がりました。
これからの時代は若い人たちが作ります。大人世代はその新鮮で瑞々しい感覚を、寛容に好奇心をもって面白がることが必要だと、原田さんの話を聞いて強く思いました。これまでにない価値観が、ものすごい勢いで生まれる今、世代を超えてわかり合うことが、数年後に訪れる過ごしやすさにつながるのだろうと思います。
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