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執筆者の写真Nao Ogawa

数値化するということ

更新日:2020年7月20日


以前noteで食費の記録をテーマに書いたことがありましたが 休校期間中のわが家の食費、やはり普段よりも増えてしまって、

とくに緊急事態宣言が出た4月は、切らしては困る調味料やお米を多めに買ったこともあって

なんと7万円という異例の出費に。でもまぁ非常事態だし、仕方ないよね、と受け止めていたのですが、 それでも5月は5万円台半ばに戻り、今月はおそらく基本の5万円以内に収まりそうです。

食べることはすべての基本であり、くいしんぼう家族にとっては毎日の楽しみをつくる

ものすごく大切な部分なので、食費を「切り詰める」という意識はあまりないのですが ただ金額を記録するだけでも、いつのまにか正常値をキープさせる役割を果たしているのかもと感じます。

たとえば体重管理も同じで、とにかく毎日体重計に乗って数字を確認さえしておけば 簡単には戻せないほどの極端な太り方をしてしまうこともない。 数値化するって、現実と冷静に向き合うためには大切なことだよなぁと、今さらですが、思ったりします。 数値化する話でもう一つ、わたしが密かに好きなのが、お菓子を手づくりするときの原価計算。

しょっちゅうつくっているシフォンケーキは、直径20cmの型で卵を6個使って焼いたとしても、

材料費はせいぜい300円くらいでしょう。 それをたっぷり厚切りにしても家族3人の3日分のおやつになるなら、なんというコスパのよさ。 生クリームやクリームチーズを使うレアチーズケーキは、原価900円くらい。

でもこれも3日分はあるので(賞味期限を自分で判断できるのも手づくりのよさです)、 1切れ100円程度。おいしさと非日常の高揚感を、この原価と天秤にかけてみたとき、 はたして高いのか安いのか。手づくりする意味はあるのか、買ってきた方がいいのか……なんてことを

つきつめて考えるのは、けっこうおもしろい。 なぜかって、こうした数字のなかでおいしさや満足感を追求していく家事って

実はすごくクリエイティブなんじゃないか? という気がするからかもしれません。

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